有楽町シャンテで観賞。
時節柄、トランプ批判を含んだ社会派な作品かと思っていたが、内容的には「ゼロ・グラビティ」+「ドント・ブリーズ」のような政治色は薄いサバイバル映画だった。
結構な人数が追跡者によって射殺されてしまうが、逃走者視点で突然狙撃されるわけではなく、追跡者の「スコープで狙いをつける」というシーンが挟まれる。ドッキリ演出が苦手なのでこの点は私にとって良かったが、同時に照準が人に重なる絶望感はたっぷりと味わうことになる。
炎天下での命懸けの追いかけっこは観てる側も消耗させられるキツさだった。