このレビューはネタバレを含みます
川崎チネチッタで観賞。
ある日突然にありとあらゆる電気がなくなってしまい、まったくテクノロジーやインフラが機能しない極限状況を普通の家族がサバイブするお話。
「オデッセイ」が、極限状況にたった一人取り残された人間が知恵と行動力で生き抜く内容だったが、こちらは地球で一般家庭がサバイブする。
矢口監督なだけあり、所々に挟まれるギャグは笑えたが、一般人と言えど素人でもどうかと思う行動が目立ち(特に父)、感情移入を阻んでいたような気がする。
コメディだから描かれなかったが、インフラが止まった時点で相当な犠牲が出ているんだろうな、とか2年以上も政府はどうしてたんだろうといったことが気になってしまった。