「この先の人生が見えたら選択を変える?」
「自分の気持ちをもっと相手に伝えるかも」
果たして自分はこの主人公のように、
決して幸せではない結末を知りながら、
その結末に向けて歩くことができるか?
しばらく自問自答した。
主人公は変えることのできない結末を知りながら、その過程を大切に過ごすことを決めたのだと思う。深く考えさせられるエンディングだった。
物語は一見すると宇宙人侵略モノだが、中身は「言葉」と「コミュニケーション」がテーマ。
分断が進みつつある現在の世界にはピッタリの内容ではないだろうか。
夜、部屋を真っ暗にして静かに鑑賞するのがオススメ。