歌の力ってすごいよ〜
それはもうほぼ反則技だよ〜
号泣メーーン!
本当ピクサー怖い!
よく出来すぎてて怖い!!
ってかジョン・ラセターの野郎(褒めてます)
まず脚本が良く出来てますよね……いろんな伏線や要素を見事にまとめあげてみせるその手腕はさすがですよ。
案外ここまで純粋に"よく出来た脚本"って最近あんま観ない気もします。
ただまぁそこが難点だったりもするんですよね。
ようは"よく出来た脚本"にするために本来バランスを欠いてでも出てくる書き手の主張が押しつぶされて、言うなれば凡庸な作品になってしまうこともなきにしもあらず。
ピクサーじゃないですけど、「ズートピア」は僕にとっては、そんな感じで、よく出来すぎてて特別好きになれたりしない作品でした。
しかし!
本作「リメンバー・ミー」は非常に丁寧に整ったお話でありながら、あまり脚本修正の会議室が見えてこない映画で素晴らしかったです!
何故だかはわかりませんが……。
もうラストの展開とか「きっとこうなるんだろうな〜」と途中からわかるんだけど、だからこそ実際そうなったとき(そして予想していた描写より遥かにエモーショナルだったときの)感動たるや!
ラスト20秒くらいは死ぬレベルで泣いてしまいました!
その他、あの世の描写も素晴らしかったです!
どこぞの鎌倉なんちゃらとは違って、独創性と、美しさと、アイディアに溢れていました!
あとモンスターのデザインとか、パパイヤから人が出てくる描写とか、割と「うわ キモっ!」ってなるのもあって良いですね!
そして最終的にはやっぱ歌の力ってすごいです。
もちろん 歌を効果的に流すために敷かれた物語というレールがあってこそなんですが、それも含めて、もう全てが"うまく"出来てるな〜と圧倒されました。