オレンチ

トレマーズ ブラッドラインのオレンチのレビュー・感想・評価

3.5
ひっさびさの初鑑賞。

トレマーズファンにとって実に11年ぶりとなる待望の新作!
こ、これは…バート・ガンマーをこよなく愛する者にとって堪らないオープニング!

ナショナルジオグラフィック風によるバート・ガンマーからグラボイズの生態解説!
た、堪らない!笑

舞台は野生生物の王国アフリカ。
『バート・ガンマー、アフリカの大地に参上』とな。
11年の歳月で特撮技術は格段に進歩を遂げた。
当然グラボイズを描く技術も上がっていて、本作はそれをうまく逆手にとった。
自然環境の違いで北米に生息するグラボイズよりアフリカ大陸のグラボイズのが大きくて凶暴らしい!笑

というかビジュアルまで見るからに凶々しく変わっとる!
これを良いととるか、悪いととるか、ファンによって分かれるんだろうな。
違和感を感じつつも僕は受け入れることにしました。

サブタイトルの"ブラッドライン"もなるほどそういうことかと。
広がるバート・ガンマーワールド!笑

ただぶっちゃけて言うと、俳優の演技力とシナリオの展開は若干、茶番臭が漂う。
茶番だからこそトレマーズ!何だけれども、それは秀逸したコント仕立てによるもので、今回は真面目よりだし、たまにあるコメディも若干寒い。
トレマーズの雰囲気はアフリカ大陸には合わなかったらしい。

まぁ待望の新作ということで楽しく観れました。

そして、ケヴィン・ベーコン参戦で再度TVドラマ化の話があるらしい!
今後も目が離せないトレマーズワールド!