スウェーデン映画らしい、冷たく静かな質感のファンタジー映画。ラブストーリーでありつつも、残酷なホラー要素のあるストーリーは「パンズ・ラビリンス」を思い出した。何故か何度も見返したくなる感じ含め。
ノーラン作品や「007 スペクター」などで有名なホイテ・ヴァン・ホイテマが撮影監督らしい。ちょっと古い作品だけど、この頃からフォーカスの当て方やカメラの動きが綺麗。
当時大問題になったモザイク修正シーン、映画を見終わったあとに無修正の画像を見たんだけど、モザイク有り無しで映画のメッセージが根本的に覆るほど重要なものが隠されていて驚愕。もはや作品の破壊でしかない。
滅茶苦茶な邦題といい、さすがジャパニーズクオリティ。電通の皆さん、お仕事ご苦労様です。