ザリくん

ぼくのエリ 200歳の少女のザリくんのレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
3.8
某さよならryから

'少女少年'たちが儚く美しく、非常に北欧の雪に映える。音楽もずっと切なく哀しい。その雰囲気だからこそ吸血鬼のブラッディなシーンも美しくなる。

序盤殺人事件が起こり始める時はカメラが第三者視点で写すからエリの正体は丸分かりで、余りミステリーとして見せる気はなく2人の奇妙な関係を淡々と紡いでいた。

押見修造漫画の「ハピネス」みたいに美少女の不老不死キャラいいなーて思ってたら邦題と配給ぼかしのせいでミスリード食らってた。まあ中性的なスウェーデン人めっちゃ綺麗だし性別とか関係なく非常に良かった。眷属になるのも分かるー

思春期始まりのドロドロした葛藤と吸血鬼題材はやっぱり相性が良い。
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