フェミ研ゼミ

ぼくのエリ 200歳の少女のフェミ研ゼミのレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
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さっきやっと観終わって、音楽がずっとなってる。
Tapeのluminariumのアルバムが心の中でずっと流れつづけている。
感想文としては十分すぎる。
こんなかんじなんだけど。誰かわかってほしい。


大学生の時見た際はなぜこれがリメイクまでされたのか。
と大きなハテナマークが消せないほど退屈だった。
それでも、わたしが映画に関して信じちゃってる人たちがこの映画を絶賛するんですよね。
ホントハテナマーク消えねえ〜〜わ〜〜
って再見した次第です。

いやあ再見して良かった。
あの時全然感じられなかった刹那さとか、やっと味わえた。

邦題がクソです。っていう感想をたくさん読んだけどあたしはどーだっていいよって思ってしまった。

原題も邦題もなんでも良いよ。
知っても知らなくてもすごく美しかったから。

最後にプールで見つけたエリの瞳の色。
あのシーンに語り尽くせないくらいの感情が波寄せてきた。
せつなくて愛おしくて最高だった。

もうずっと12歳でいるってどんな感じなわだろう。
終わりがないって
始まらないってことなんだろうか。

何も始まらないまま生きていくのは辛かろう。それでも何かを見つけて好きになったりする。

ヴァンパイアのラブストーリーって尊いなあ。
ラブじゃなくても物語が大好きだ。

岡崎京子のヴァンパイアもまた久しぶりに読みたくなった。
もし自分がヴァンパイアだったらどうして生きていこう。


好きな人に噛まれて永遠に生き続けていけたら最高じゃんて思ったんだけどエリはいつかオスカーを永遠にするのかなあ。
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