シネマ小僧

キングコング:髑髏島の巨神のシネマ小僧のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラは東宝や日本の文化が根底にあり、その誕生の意味や登場のタイミングに神経質になる。しかしキングコングは米国産なので制約がなく自由奔放でやりたい放題で愉快だ。最新作は1973年ベトナム戦争終結直後、ベトナム基地から離陸した米軍ヘリ部隊が髑髏島へ物資輸送の名目で上陸するところから始まる。その上陸シーンではコッポラ監督の名作『地獄の黙示録』を彷彿させる映像満載で映画ファン大興奮!そこへいきなりキングコング来襲~大暴れ!映画が始まってわずか30分で米軍武装ヘリ部隊全滅!隊長役のサミュエル・L・ジャクソン大激怒!復讐の鬼と化しコングを追い詰めます。後は見てのお楽しみ!とにかく面白いです。TVで予告CM始まりましたが、あれじゃ本当の面白さはわかりません。※本編ではエンドロール後におまけ映像があるので注意です!髑髏島から生還した傭兵と報道カメラマンの男女がキングギドラ、モスラ、ラドン、ゴジラの壁画を見せられ絶句して終わる。つまり本作は次作へのアプローチに過ぎず、2020年公開予定『キングコング対ゴジラ』へつながっているのです。これを知ったら見ないわけにはいかないな!
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