あおや

キングコング:髑髏島の巨神のあおやのレビュー・感想・評価

3.6
キングコング。ばかでかいゴリラ。それは人間ではないもはや“怪獣”といわれる類い獣でありながら圧倒的強さ、男らしさのようなものを感じさせる。ビジュアルは少しばかり前作「King Kong」の方が好みではあるものの今作に至ってもコングに対してはただただ純粋にカッコいいという感想を抱く。“全編クライマックス”とのキャッチフレーズで大々的に宣伝していただけあり怪獣映画としての迫力という部分は大満足。笑い所もしっかりと置かれていて特にサミュエル・L・ジャクソンとコングを交互に映し出していくシーンはもはやふざけ倒している。随所にロック調のBGMを取り入れているところも作品に味をだしていてよかった。ひとつ言うなれば登場シーンの割りにたいした活躍を見せなかったトムヒドルストンに若干の物足りなさを感じたかな。個人的にこの種の映画はそこまで好きというわけではないがそれでも十分楽しめるだけの作品ではあったかと。「不名誉より死」あれは焦る。
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