『アメリカンスナイパー』のカウンターとしただっさい邦題がミスリードをかましておりいただけない。原題はセヴァストポリの戦い。
イチ女性兵士についてフォーカスした作品で、戦争の政治的背景は詳しく描かれない。そのため当時の情勢についての前提知識を必要とする。馴染みの薄い話なので、もう少し政治の流れと絡めてくれたらなと思いました。
本作に描かれている通り米国は対ナチス参戦に及び腰だったのだが、ソ連の再三の武力支援交渉の結果、ノルマンディー上陸作戦を決行する…
ウクライナとロシアが単なる別の国ということではない事がよくわかった。戦場のほとんどは現ウクライナだし、主人公もウクライナ出身。