仮想空間、晒しによる誹謗中傷、美女と野獣、児童虐待、自己の解放によるトラウマ克服などなど。流行りの各構成要素の繋ぎがかなり強引で飲み込み難い。
ただ、色彩豊かな豪華絢爛な映像や、ベルの透明感ある美しい歌声が煌びやか。特にミレパの音が押し寄せてくるように感じる楽曲は抜群に素晴らしい◎
あと、成田凌ってほんとイケメンボイス。トーンを落としたさらりとした発声が実写より輪にかけて男前。いくらちゃんのコメディエンヌっぷりも意外性があり楽しかった。
アニメーション良し、楽曲良し、声優良しで甘栗的には細田守作品中では最高スコアです。
だけど脚本はうーん🤔で、傑作に成り切れず勿体ない印象の強い作品でした。
お粗末な脚本を歌と画の凄みでねじ伏せた映画とも言える。ねじ伏せずに相乗効果があればなぁ〜！
