彼女の歌をちゃんと認識したのは
2019年の友達との福岡旅行の時のこと。
屋台で仲良くなったおっちゃんに
"サマータイム"をおすすめされて
ちょうど夏終わりだったこともあって
私たちのその時の旅のテーマソング的
存在になったのを覚えている。
激渋でスモーキーな歌声がはっきりと
印象に残って、すぐに覚えた。
あのおっちゃんに最大の感謝をしたい。
でも彼女の曲は全世界でこんな存在
なんだと作品を見て嬉しくなった。
知らない世代でも、知っている世代が
教えたくなるようなそんな曲。
語り継ぎたくなるほど、衝撃な存在。
だから、誰も彼女のことを忘れない。
長い長い自分との対話と向上心で
彼女自身は深みを増したのかな。
その存在がやっぱりかっこいいと
思ってしまうような人だった。
最後の
【高みを目指し命を縮めた】
って言葉がすごくしっくりきた。
一生分で使うエネルギーを
驚くほどのスピードで凝縮して
使い切ってしまったようだった。
私は今からでも遅くないと感じ、
私なりの彼女との出会いをあっためつつ
曲を聴き始める。