このレビューはネタバレを含みます
SF映画の名作のひとつと聞いたのですが……ほんとに素晴らしい映画でした。
物語の本線はイーサン・ホークの素性がバレる・バレない&殺人事件のサスペンスですが、それと並行してひっそりとジュード・ロウの物語が進行していく。そして最後のワンシーンでジュード・ロウの人格が一気に重厚になって主役が入れ替わる、その揺さぶり方が見事でした。
あまりホッとするエンディングではないですが、人生はハッピーエンドだけではないのだから仕方ない。
だからこそよき終わりを迎えられるように、と努力できるのかもしれません。
リンクレイター作品にはまってからイーサン・ホークがだいぶ好きになってます。彼が出てるだけで点数にプラス補正かかってるかも…