ガタカのKtoのレビュー・感想・評価

「ごめん、風に吹き飛ばされた」のくだりも、ヴィンセントとジェロームの単なる友情とは言えない複雑な関係も、兄弟で度胸試しをするシーンも、最後に検査するドクターの息子の話も、主人公が宇宙へ飛び立ちたい本当の理由も全てガタカの設定でしか成り立たない。
誰にとっても普遍的でドラマチックな題材を、この設定でしか生み出せないような独創的な表現で最大限に盛り込んだ映画だった…。

ガタカってなんだろうって思ってたけどG,C,A,Tだったのか…
あと部屋の階段が二重螺旋構造だったりして、世界観の演出も細かい。