ピポサル

ガタカのピポサルのレビュー・感想・評価

ガタカ(1997年製作の映画)
4.5
遺伝子だけでその人の可能性が規定される社会に悩まされるビンセントの怒りや葛藤が、無機質で近未来チックな映像から逸脱しないよう程よく描かれていた。コンタクトレンズを取った状態で車道渡るシーンとか。整頓されたオフィス荒らしたりジェロームを殴ったりしていなくて良かった。

あと、這いつくばってでもビンセントを応援して、最後のアレに至るまでの葛藤を抱えていたジェロームが美しかった。
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