モンスターバースの4作目。これは前作とは打って変わって面白かった。前作の陳腐なテーマやシリアスな描写と噛み合わない設定などから離れ、かなり緩く面白い映画となっていた。その一因にはコングの存在がある。この映画の主人公は間違いなくコングだった。髑髏島のシークエンスから面白いし、人間味があって魅力的なコング。
アクションシーンも前作より明るくて見やすくて良かったし、かなり肉弾戦もやってくれて怪獣プロレスとしての完成度が高かったと思う。
まあ、相変わらず設定は馬鹿馬鹿しいんだけど、シリアスじゃないから全然見てられるし、地下空洞はめちゃくちゃ良いなと思った。重力反転によるアクションは最高だった。
今作は面白くて良かったけど、果たしてゴジラだけで面白いモンスターバースの映画を作れるのか心配になってきた。
