ひろ

キングスマン:ゴールデン・サークルのひろのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

秒でアガ、、る?
確かに冒頭のシーンは面白かったしアツい展開だったが、正直『007/カジノ・ロワイヤル』や『バーフバリ/王の凱旋』の冒頭と比べてしまうと、、(他の映画と比べちゃってごめんなさい)

ハリーの復活や王女やステイツマンなどなかなか面白い要素もあった。
エログロもなかなか。
ただ、今ひとつ盛り上がりに欠けるような気がする。

ランスロットや友人との別れがあっさりすぎたり、ハリーが復活するものの痛々しい様子だったり、かと思いきや急に元の強さを取り戻したり、敵のポピーが機械を信用していると言う割には身の回りにはロボット犬くらいしか機械がなかったり、、、

残念ながら今作もあまりハマらなかった。
もしかしたら飛行機の中で観たからこんなに冷めた感想になっているだけで、劇場で観たらもっと惹き込まれていたのかもしれない。


ネガティヴな感想はここまでにして、以降では良かった点などを挙げていきたい。

キングスマンのイギリス的なノリとステイツマンのアメリカ的なノリとの対比がなかなか面白かった。
クールでスタイリッシュなスーツケースを操るキングスマンに対し、ステイツマンはムチやバットやボールが武器というのが良かったと思う。

マーリンの最後は感動的で好き。
どうにか助けて欲しかったのだが、あれまで助かってしまえばほんとになんでもありになってしまいそう(頭を撃たれた人間を助けられる時点でなんでもありな気がするが)。

何より最高なのはエルトン・ジョン。
全くと言っていいほど詳しくないのだが、おそらくこんな映画に出てあんな役をするような人ではないだろう(笑)
めちゃくちゃいい仕事をしていた👍


追記
作中では麻薬使用者が物凄く多いように描かれていたが、実際あんなに多いのだろうか?
確かに麻薬使用者を一掃するのもいいかもしれないが、医療用麻薬は仕方ないのかもしれない。
また、一掃するよりポピーの言っていたように合法化してビジネスにするのもいいのかもしれない。
よりリスクの少ないもの、依存性の少ないものの開発を図れば使用者も増えるかもしれない。
自分自身としても、酒・ヤク・下ネタが出てくるコメディ映画ばかり観ている影響で少しヤクに興味があったりもする。
依存性や体への負担が怖いので使おうとは思わないが、リスクが軽減されたら使ってしまうかもしれない。
そんなことを真面目に考えてしまった。
ひろ

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