久しぶりの仮面ライダー。
仮面ライダー“ドライブ”のスピンオフシリーズの第3弾、“チェイサー”の物語。
彼はロイミュードと呼ばれる人工生命体であり、“ドライブ”達と敵対する関係性でもある。
しかし、彼は元々は死神として存在し、“ベルトさん”が手を貸して人類を守るようにプログラミングされたロイミュード。
だけども感情はまったくなく、無表情でただただドライブ達と共に悪から人類を守り抜く存在だった。
そんな彼の中に不思議な現象が起き始め、彼もまた人との触れ合いを繰り返すうちに人の感情に興味を持ち始め、それを欲するようになる。
“ドライブ”の物語の道半ばのスピンオフ。
無感情で生まれた“チェイサー”に焦点を当て、人との触れ合いにより“人の感情”を浮き彫りにするエピソード。
それと同時にロイミュード側は“超進化”を目論んでおり、彼らのそれに向けた陰謀とも対峙していく、、、。
ちゃんと竹内涼真ら主力メンバーもちゃんと出てくる。
だけども今回はチェイサーが主役だから、“ドライブ”達はどちらかというとアクションはちょっぴりで、“人の感情”、つまりはコメディ担当が主で、チェイサーのキャラを引き立てている。
ここまで“ドライブ”スピンオフは2作あったが、このVシネ系のライダースピンオフはやはり少し大人っぽい。
ちょっとだけセクシーさがあったり、ちょっとだけアクションや描写がハードだったり。
特に今回は無感情から感情を得ようとするチェイサーの足跡だから、あえて露骨に描いている節もあった。
そして、、、本作は“風都”が絡む、、、つまり、“ダブル”から“アクセル”が、、、。
“ドライブ”“マッハ”、“アクセル”、属性同じ。これはちょっと予想してなかったからテンション上がった。
ロイミュードと人との間で揺れ動き、葛藤と混乱を経て、自らの道を選んでいくチェイサーの物語。
ロイミュード側にも意見の相違があったり、この辺りの人間、いや、ロイミュードドラマも見どころ。
“ハート”、ウルトラマンブレーザーのゲント隊長。このハート、良いキャラしてる。
サブライダーが多いからこの手のスピンオフは大歓迎。
これが始まったのがこの少し前からだから、是非初期の平成ライダーからもやって欲しい。
※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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