sally

バジュランギおじさんと、小さな迷子のsallyのレビュー・感想・評価

5.0
言葉を超えて
国境を越えて
神様さえも超越して
大切な人を想う気持ちや
優しさに境界などない
空高く響き渡る祈りを届けるのは
神様ではなく心のあたたかい人だった

歌って踊って笑って泣けて最高◎

真っ直ぐ過ぎるほどのパワン。
彼の正直さが世界を変える。

どんな神様を信じたって良い。
毎日祈りを捧げたって良い。

目の前の困っている人を、
今助けられるのはそこにいる誰かなのだ。
自分を信じて、誰かを信じること。

違いを違いとして受け入れて、
"その人"と向き合うことが大切。

人種や宗教だけで
その人を語ることなど決してできない。
人は誰一人として同じではないのだから。

インド映画には
人種や宗教といった現実の話と
歌って踊るミュージカル要素と
世界共通のあたたかい心が込められている。
笑いあり涙あり、
観終わった後には心があたたまる。
長さを感じさせない良さがある。

つまりは素晴らしいということ◎
sally

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