カオリ

シティ・オブ・ゴッドのカオリのレビュー・感想・評価

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)
4.2
パウロ・リンスの同名ノンフィクション小説が原作
“シティ・オブ・ゴッド”(”神の街”)と呼ばれるブラジル・リオデジャネイロの貧民街を舞台に、少年たちの犯罪・殺人・抗争を実録タッチで描いた作品。

昔ギャングやマフィア映画が大好きだったので、わりと様々な抗争を映画で観てきたと思うのだけれど…今作は衝撃度においてズバ抜けていた。

年端もいかない小さな子供がプラプラと実銃を持って歩いているという、社会問題として考えなければいけないことなのだろうけれども、これがまためちゃくちゃ面白いんだもの。
そして送別会として開かれるパーティーがまた楽しそう♫

マフィアのように汚い仕事は下っ端を使ってとか、ボスは豪邸たててアクセサリーギラギラんとか、そういうのではなく、スラム街ではボスも女性はレイプしてものにする…。
誰が悪いとかそういうことではもはやなくて、完全に環境が劣悪すぎる。

原作は読んだことありませんが、めちゃくちゃ面白そう…。
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