ロビンソン

シティ・オブ・ゴッドのロビンソンのレビュー・感想・評価

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)
4.4
わーい、リオオリンピックだー!ヽ(・∀・)ノ
ということで観た訳ですが、前から気になっていた作品
今まで観なかったのは殺伐とした怖さがある作品じゃないかと思ったから
観始めると決してそういうわけではないとわかる

1960~80年代のリオが舞台。スラム街で育った少年たちがギャングとなり街中で強盗、殺人、薬などやりたい放題で暮らしている様子をドキュメンタリー風に撮影。
一部のキャストを除いてほぼ素人が演じているらしい

一番驚いたのはこれが実話だということ。海外ではこんなことは日常茶飯事でいかに自分たちが平和なのかがダイレクトに伝わる。

残酷模写もあるけれどたまにクスッとくるシーンもあるし、登場人物たちのキャラがたっていて新しいタイプのギャング映画だと思う
主人公のブスカペのお兄ちゃんが個人的になんか好きです笑
悪いことはするけど殺人は絶対しないスタンスはギャングにしては珍しい。まあ彼らはチンピラだったんだけど笑

子供たちが笑いながら銃を手にするシーンはちょっと鳥肌。まるでオモチャを与えられたみたいで怖かった。