ピンフまんがん

ブロンド・コブラのピンフまんがんのレビュー・感想・評価

ブロンド・コブラ(1963年製作の映画)
2.3
この映画を見た人はほぼ100%1001映画からきていると思いますし、自分もそれがなかったらここには辿りつかないでしょう。この作品はまず「アンダーグラウンド映画」の代表的なものらしく、そのアンダーグラウンド映画というのはもともとは抑圧された社会から自分の表現をすることで反体制を唱えるという意味だったようなのですが実は簡単に言うと、基本的に世には出てこない地下映画という意味なのだそう。そしてこの作品に出てくるジャック・スミスという人はアンダーグラウンド映画のカリスマなのだそうで、西部劇でいうジョン・ウェインみたいなものでしょうか?エイズで死別されているようですね。つまりそのジャンルの代表格だという事を言いたいのでしょう。簡単に言うと、地下アイドルの歌を聞いてこの歌すごくいいから聞いてみてよって言われているような感覚でしょうか。
この作品、実は三部構成になっていて子供のスミスとドラッグに溺れているスミスと玩具の銃を当てているスミスという感じ。でも一番インパクトあったのは、何と言っても真っ暗画面での延々説明するくだりではないでしょうか?(๑`·ᴗ·´๑)以前少年ジャンプか何かで4ページほど台詞のみであとは真っ暗みたいな作品あって話題になったのを思い出した。

とはいえ、この作品の何がいいのかと聞かれて自分はそれにきちんと答えられる自信はありません( ´ ▽ ` )ノ