なめてました。
サービスデイなので軽いやつを、なんて観ましたが、市民ケーンなオープニングから、前のめりになり、アレよアレよと。
二階堂ふみさん下着どまりはそりゃガッカリだし興醒めだけれどそれでも匂い立つ魅力にメロメロだし、福山雅治さんをちゃんとカッコいいと思えたのは初めてだし、リリーフランキーさんも本当のジャンキーにしか見えないし。
作品の印象は軽くポップだし見せ方はフィクショナルですが、話の根っこはエグい。監督自身の主張が、叫びが、映画全体に塗り込められてます。
ソウルセットに福山さんがギターで加わったテーマソングの構造に、映画全編登場するも結局二階堂さんを引き立てるために立ち回ってる、幽霊みたいな天使みたいな実在感が薄いゆえの存在感を感じました。
傑作続きの邦画ですが、見逃したら損ですよ、と思う作品でしたね。