昔はｽｸｰﾌﾟを連発するほどの凄腕ｶﾒﾗﾏﾝだった都城静。
今はすっかり中年になり芸能ﾈﾀを高く買ってくれるところに売り込むﾌﾘｰのｶﾒﾗﾏﾝ。
その夜も芸能ﾈﾀを追っていると週刊“scoop”の新人記者、行川野火に邪魔される。
怒った静は野火をつれて“scoop”副編集長の定子の所に行くが、逆に野火とｺﾝﾋﾞを組まされることになる、、
確か下ﾈﾀ多めだったよな～とか福山雅治か～とかでなかなか手が伸びなかった作品。
ｵｰﾌﾟﾆﾝｸﾞから暫くはどこかやっぱり違和感だったんだけど、徐々にｽﾄｰﾘｰに引き込まれていく。
それは、周りの人達、定子にしても馬場にしてもかなりの熱量を持ち仕事をしている姿に圧倒されたからかも。
静も野火と組むことで、仕事をやり遂げる充実感や高揚感を思い出し、野火はｽｸｰﾌﾟを撮るごとに満足感と快感を覚えていく。
吊り橋効果は笑ったけど笑
後半部分は難しかったな～。
話が難しいとかではないんだけど、考えさせられる。
一番の疑問はここまでの衝撃ｽｸｰﾌﾟを本当に皆が望んでいるものなのかということ。
そしてこれにより得たものは野火にとって価値のあるものになったのだろうかということ。
｢そんなこと分からないけど撮りたい｣っていう野火の言葉に全て含まれているんだろうけど、納得できるほどの説得力はなかった気がする。
ただ、ｲﾝﾊﾟｸﾄはあるし、観終えた後吊り橋効果にはなりそう笑
全体としてはｹﾞｽい筈の静の後半の言動や行動で、ｹﾞｽさが緩和してしまい、ｲﾝﾊﾟｸﾄの割には振り切った作品にはならなかったのが残念。
あとｽﾄｰﾘｰとは関係ないけど、福山雅治のｷｽｼｰﾝ、誰としててもなんかｲﾏｲﾁなんだけど、何でやろ笑
ｴﾛいお店の女性との絡みとかはしっくりいってるのに、、
