猫とフェレットと暮らす人

ジョン・ウィック:チャプター2の猫とフェレットと暮らす人のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アクションを格好良く、気持ち良く出来ました映画。

冒頭からカーチェイスと車ぶつけまくり、アンド、めちゃくちゃ強いカンフー。躊躇なく倒していくのは信念のある感じ、ジョン・ウィックに求めているものはこれだってので始まるのは良かった。
真骨頂のガンアクションは無くて出し惜しみしてるのが、これからを期待させてくれて、いい冒頭の演出でした。

今回のローマは景色もよく映像の格好良さが前作より格段に上がってました。武器や防具(スーツ)を仕立てて行くシーンも格好良かったです。

ジアナ(カモッラのボスでサンティーノの姉)のリストカットのシーンは怖さと綺麗さがあって良かった。

パーティーの観客の中での銃撃戦は斬新でした。その後の地下での戦闘は真骨頂のガンアクションで、気持ちいい。バタバタと敵を倒していくので気持ちよかったです。あんなにヘッドショット当てまくりで自分は当たらないとか、まぁ、ゲームみたいなもんなので、そんなわけあるかい!ってツッコミは無しという事で楽しむだけのベクトルで見ました。アクション映画なんてそんなもんです。

カシアン(ジアナ(姉)のボディーガードで旧友)との銃を使ってでも使えず格闘でのアクションも良かった。銃があればそれでやればええやんと思いがちだが、銃を使っても役に立たないくらいの格闘は見応えがあるアクションでした。地下鉄のシーンも見つめ合うのハラハラして楽しめました。

さすが、マトリックスでのスタントマンであり格闘家のアクションコーディネーターの監督ですね。こだわりが凄い。階段落ちまであるし。スモウ出てくるし、日本の映画へのリスペクトも感じられました。銃を刀にしたらチャンバラなので。

バワリー・キング(ニューヨークに戻ってからのホームレスのボス的な人)でマトリックスでのモーフィアス役のローレンス・フィッシュバーンも出て来るやん。ちょっと胸アツ。

鏡の部屋での銃撃戦は美しさも加わって映像美とアクションが素敵な演出でした。

ストーリーも前作の単純な復讐から、コンチネンタルホテルのルールや裏社会の哲学にのっとっており面白みが増していました。

2作目が前作より格段に良くなってる部分が多いので次回作もきたいできます。