猫とフェレットと暮らす人

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!の猫とフェレットと暮らす人のレビュー・感想・評価

3.7
キアヌ・リーヴスはやっぱり、聖人だよねって映画。内容は、おバカで良し。

ジャケット(ポスター)の画像を見たとき、え?キアヌ?キアヌ・リーヴス何してるの?って思った。だって、変なビジュアルじゃないですか?どう見ても子供向けおバカ映画って感じ。

あの、『マトリックス』や『ジョンウィック』でアクションバリバリのあのキアヌ・リーヴスですけどって思いながら鑑賞を開始してみる。

結婚式のシーンでの演奏が、喉笛のホーミーと電磁楽器のテルミンってw。
だいぶ、イッっちゃってるよw。ルーパー使って合成してるし、アホな感じが好きだよ。

音楽で、世界を救っちゃうとか、めっちゃハッピーやん。
ドタバタ映画で、面白かったよ。

ロボットも可愛かったしw。

てか、なんでこんな映画出てるん?って調べたら、29年ぶりの第3作目なんだね。1作目の『ビルとテッドの大冒険』(1989年)がめちゃくちゃバズった映画だったんだね。
高校生役として出演したキアヌ・リーヴスが世に出るきっかけになった思い入れのある映画だそうです。

めちゃくちゃ売れっ子になっても、こういう映画を忘れず大事にして、そして、続編まで作っちゃうキアヌ・リーヴスってやっぱ聖人だね。

キアヌ・リーヴスの聖人エピソードって色々あるけど、最近知ったお気に入りのエピソードを余談として書いちゃっときます。

ある映画館でチケットを販売していた人の話だけど、映画館に訪れたキアヌ・リーヴスがチケットカウンターに来てチケット買うんだけど、チケット販売してた人は、キアヌ・リーヴスに気が付いたんだって。そして、キアヌ・リーヴスに「VIP席用意しましょうか?」って聞いたら、「プライベートなので、そんなのしなくていいよ」って普通の席のチケット買ったんだって。
そのついでに、キアヌ・リーヴスにサイン欲しいってチケット売った人が頼んだら、「ごめん、今は無理」って。
チケット売った人は、プライベートだし、そりゃそうだよね。
って、でも会えただけで良かったって思ってたら、アイスクリームを持った人に声かけられたんだって。

そしたら、そのアイスクリーム持った人が、レシート渡してきたらしい。レシート観たら、裏にサインが書いてあったって。
キアヌ・リーヴスがわざわざサインを書くための紙を貰うためにアイスクリームを買って、そのレシートの裏にサインして、キアヌ・リーヴス本人が渡しに来てくれたんだってさ。

やっぱ、キアヌ・リーヴスって聖人だわ。