FutosiSaito

大地を受け継ぐのFutosiSaitoのレビュー・感想・評価

大地を受け継ぐ(2015年製作の映画)
3.8
 井上淳一監督の上映後トーク付きで鑑賞した。
 前作(『愛と希望のまち』)では本当にフクシマに入らず、脚本を書いていたが、東電と国を訴えた原告団の弁護士から言われて現地へ入り、初めて現実を知ったという。
 10キロ圏内さらにその奥、生活感そのままが残るようすや、そこを失った人々の声。
 脚本家だったから、想像力で描けると思っていたが、それは知ってるつもりであり、実は何も知らなかったことに気づいたのだそうだ。
 監督の語り口は強く、ともかく知ってもらいたいという意欲に溢れていた。
 なるべく大勢の人に知ってほしいという意欲だ。
 パンフレットも必見だ。
 金子修介などのコメントも、心がこもっている。
 知って、忘れないでほしいという心だ。
 
 
 
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