井上淳一監督の上映後トーク付きで鑑賞した。
前作(『愛と希望のまち』)では本当にフクシマに入らず、脚本を書いていたが、東電と国を訴えた原告団の弁護士から言われて現地へ入り、初めて現実を知ったという。
10キロ圏内さらにその奥、生活感そのままが残るようすや、そこを失った人々の声。
脚本家だったから、想像力で描けると思っていたが、それは知ってるつもりであり、実は何も知らなかったことに気づいたのだそうだ。
監督の語り口は強く、ともかく知ってもらいたいという意欲に溢れていた。
なるべく大勢の人に知ってほしいという意欲だ。
パンフレットも必見だ。
金子修介などのコメントも、心がこもっている。
知って、忘れないでほしいという心だ。