ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ監督作品。
イタリアの詩人フォルティーニが、自身の政治エッセイ「シナイの犬たち」を朗読するのと、イタリアの風景を映した作品。
イタリアの風景は美しいけど、ずっとぐるぐるパンしながら何周も映していく。
フォルティーニがエッセイを読み上げるシーンは、読み上げるフォルティーニを固定して撮影するシーンや、文章を画面に映したシーンで構成され、字幕をずっと追いかけていく感じになる。朗読のシーンが長く、そして内容を理解しようとして頭が痛くなった。
教会のシーンと車道のシーンが良かった。