フォルティーニの作品情報・感想・評価

フォルティーニ1976年製作の映画)

Franco Fortini

製作国:

上映時間:83分

3.8

『フォルティーニ』に投稿された感想・評価

Ryoma

Ryomaの感想・評価

4.2
テクストと映像の不穏な蜜月。
カメラと発話者の不穏な蜜月。
それらすべてをぶっ壊す映画。
とわれわれ観客の不穏な蜜月。
われわれの眼はカメラと溶接!
根源の力は不安で…不安で…。
あ

あの感想・評価

4.0

社会主義について全くと言って無知なので、階級やらなんやら言われても「?」ですが、とにかくフォルティーニも、フォルティーニの思想や過去の記憶を端的に撮るストローブ-ユイレも、「形」から入るやつとポジシ…

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トマト

トマトの感想・評価

4.3

結構好き。今、観れてよかったとも思う。
美しくのびのびとした山々と並行し、本を朗読するおじさんという表面的にはただそれだけであるが、今作は特に、苦渋の状況で綴ったもう何年も前の自身の著書を、当時の心…

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HappyMeal

HappyMealの感想・評価

4.3
読み上げられるテキストの内容に呼応するように長い長い固定画面が左にパンした瞬間の奇跡

うっわクソハードコアだな笑

フォルティーニの思想内容とかわかればよりいいな(これは解説付き上映やってほしいところ)。そうすればいままさに起こっている戦争とも繋げて考えられそう。

それにしても驚い…

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これはちょっとつらかった。
ほぼ風景。
体調の良い時に出直します。

ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ監督作品。

イタリアの詩人フォルティーニが、自身の政治エッセイ「シナイの犬たち」を朗読するのと、イタリアの風景を映した作品。

イタリアの風景は美しいけ…

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ストローブ=ユイレとゴダールは兄弟だ。
◯複数のテキスト「書物」「赤字の手書きメモ」「新聞」
◯複数の言語
◯突然響く音の断片
◯黒カットと白カットの挿入
似ている。それぞれは孤高の戦いをしているの…

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いつも以上に風景の長回しが多いせいもあって堪らず寝てしまった。

なのでぼんやりした記憶で他に印象に残った点を思い出そうとしてもフォルティーニの顔しか思い出せない……。
さすがについていけなくて15分くらい寝ました。
字幕のなかったところは何を言っていたのか気になった。

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