みやっち

砂の城のみやっちのレビュー・感想・評価

砂の城(2017年製作の映画)
3.0
戦争のリアルを淡々と描いた作品。
個人の思いとは関係なく組織や国家は動き続ける。
誰も死にたくない。人の命を奪いたくない。
だけど憎しみ合いは続き銃口を向けた途端
猛烈に打ち続け相手は虫けらになる。

それぞれの正義があり、信念があり誇りがある。
戦争を止めるためには「相手を許す心が不可欠」
ただ時代や体制はそれを許さない。
武器は進化し世界は狭くなり世界のどこかでまだ
戦争は続いている。
殺し合いは人という種の本能なのかと考えさせら
れる作品。
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