「36℃の視線」
白い肌に黒い服で黒目がちすぎる公園の彼女に延々つきまとわれる話だったらトラウマものだったかもしれないくらい強烈に嫌だった。目の端っこを過ぎる感覚とか、もうこないで、もうこないで、と祈っていたら本当にでてこなくて、そんな馬鹿な、と見続けていた。でもスタッフクレジットのとこでの後ろ姿でまた、振り向かないで、振り向かないで、と祈ってしまった。
「幽閉confinement」
人形劇を人形劇として受け取れなくて、どうしても動かしている女性を意識してしまい、そのことでたった独り幽閉されている状況とはまた別の、見守る存在だとか、命が吹き込まれたり心を失ったり、いろんなのを混ぜて知らない気持ちにさせられた。痙攣とか人形の動きすごい。