あもすけ

オカルトの森へようこそ THE MOVIEのあもすけのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

オールスター揃い踏みのお祭りぶち込みで楽しかった。フェイクドキュメンタリーの視点でドラマチックなスペクタクル映像を味わえることの喜びがたまらない。演技が劇映画的すぎるように感じて最初はそこに違和感を覚えてしまったけれど、もともとそこを超越することで存在感が際立っていた彼らが何人も登場することを思えばその塩梅に納得する。カルト集団の顔的な方々の不自然すぎる自然体もそれで強調される。そこに合わせて振る舞う彼らの落差もおもしろい。湖か池か沼のあの水場にザバーンが性癖ほどにロマン感じて好きだし、離れたところから撮られた激しい対人戦も好き。ただどこまでもそういう楽しみ方しか見出せず、物足りなくもあった。
あもすけ

あもすけ