このレビューはネタバレを含みます
青山シアターにて試写会(^^)
ダンガル！ダンガル！
凹んだとき、頑張りたいときに口ずさみそう！笑
かつてレスリング国内チャンピオンだった男は、諦めてしまった世界大会での金メダルを取る夢を、娘二人に託す。
アーミル・カーンの役作りよ！
『きっと、うまくいく』『PK』のコミカルなアーミルはどこへ行った？
威厳に満ちた父。老け込んだ姿、ぽっちゃりしたお腹、まるで別人のよう！
二人の娘が猛特訓させられ、あまりの厳しさにレスリングを辞めたいと悩む。
髪を男の子みたいに切ってしまったときは、引いてしまいましたよ。
でも、二人が父の愛に気付いたのは、女は生まれたら家事と掃除をさせられ、望まない相手と結婚させられ、家を追い出される…
そんな女の扱いをされるインドで、父は娘を信頼し、育て上げてくれたのだ。
とはいえ、あの程度の説得で厳しい練習に戻れるなんてすごい！笑
全国大会に臨むギータが突然美人になってびっくり！父も老け込んでびっくり！
ああいう演出好きです。
レスリングのことは全然詳しくなかったのだが、あの場にいる観客と一緒に飛び上がって喜びたくなるような、臨場感。
マットに叩きつけられる音が、気持ちいい！
ギータが惨敗しまくってしまい、妹バビータに説得され泣きながら父に電話をかけるシーン。
嗚咽が聞こえてくるだけで、娘を理解して受け止めてくれる父。。。
コーチの指導ではなく、最後まで父を信じたギータ。
初戦、準決勝、決勝と勝ち進んでいくのがまた痛快！タイムが短いからかな！
攻めたり、防御したりと心理戦で駆け引きしたり、、、
ラスト、きっとこの技を使うんだろうなと予想していたけれど、やはり感動しますね！
バビータが泣きながらハグをしにくるシーン、鳥肌が立つほど嬉しさが伝染した。
そして、父の一言…10年かかって、ようやくだからこそ美しかったです。
コーチのクズ！！金メダル取れたのは父のおかげなんじゃい！！記念すべき試合を見させないなんて！
コーチが優秀だったら、ギータも国際大会もっと勝てたのにね。
宗教的要素や、また人生の教訓は割と少なめでした。
王道スポ根ストーリー！
嗚咽するまでは泣かなかったので、期待値には届かずでした…！
