ヴェルヴェっちょ

ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出のヴェルヴェっちょのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

エリザベス女王(エリザベス2世、位1952-2022)が王女だった19歳の時の、秘密の外出。

1945年5月、6年間続いた戦争が終わるヨーロッパ戦勝記念日。国を挙げてのお祝いの夜に、お忍びでバッキンガム宮殿をあとにするエリザベス王女(サラ・ガドン)と妹のマーガレット(ベル・パウリー)。付き添いの護衛が目を離した隙に、マーガレットはバスに飛び乗り、エリザベスも妹を追って街に飛び出していくが、妹とはぐれてしまう。エリザベスはバスの中で軍人のジャック(ジャック・レイナー)と出会い…。

ひとりでお茶も淹れたことのなかった英国の王女が、奔放な妹マーガレットとともに、街に繰り出す。父の国王ジョージ6世の許可は取り付けたものの、門限は午前1時。完全な非公式であるため、街の人々はもちろん彼女たちが王女であることに気付かない。 バッキンガム宮殿の外を殆ど知らない王女たちにとって、街で見るものすべてが新鮮で、刺激に満ちていた…。

映画化に当たり、ロマンチック、ドラマチックに脚色はされているでしょうが、概ね事実だというのに驚愕。 女王の若かりし頃の息抜きの一場面として興味を覚えました。