ダースポール

ブランカとギター弾きのダースポールのネタバレレビュー・内容・結末

ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます


盗みは悪いことだよ、そんなの分かってるよ、、
でもさ、親に捨てられた幼い子供が、自分の力だけで生きようと努力することって、それもいけないことなのか?

彼らは贅沢したいなんて望んでないんだ。彼らが望んでいるのは、ただただ、お母さんと一緒に暮らしたい、普通に暮らしたい、たったそれだけなんだぜ。

世界中の子供には、一人残らず、普通に生活する権利があるんだ。贅沢は出来ないかもしれないけど、でも普通に生活する権利だけは絶対にある。
なのに、お母さんと一緒に普通に暮らす権利を、その権利をお母さん自らが子供から奪ってしまうって、、
そんなクソ母親は、とっとと地獄へ堕ちろ!、って心底思う。

例えるならこの映画は、フィリピン版の『存在のない子供たち』。怒りばかりが込み上げて来る映画だった。
でもね、ラストシーンではちょっと救われた気持ちになれて、泣いた。

こうした映画を観て現実を知ると、強烈な怒りばかりが込み上げる。
でも、その現実に自分は何もしてあげられない、そんな無力感も同時に感じてしまう。

だから、オレはルフィーになりたい。





以下余談。 
今日はこの雪のせいで暇です。

ところで、先ほど【JFK暗殺の真相】が公開されたけど、相変わらず日本のメディアはガン無視してるね。号外ものの大ニュースなのに。
トランプ大統領は公約通りにDS撲滅へと爆進している。これはとても良いことだ。

ただ、昨日もイスラエルが停戦合意を破り、またしても罪の無いパレスチナの人々が虐殺された。
これもトランプ米帝には重大な責任がある。
てゆうか、トランプ米帝に全責任がある、と言っても過言ではない。
他にも彼のウクライナとの対応にも疑問を抱かざるを得ない。

もしかしたら、遠くない将来、本当に第三次世界大戦が始まってしまうのかな。
戦争で人が死ぬ報道を聞かされるのは、もう嫌だ。そんな世界は嫌だ。