NAOYA

ミッション:インポッシブル/フォールアウトのNAOYAのレビュー・感想・評価

4.6
プルトニウム核弾頭3基が何者かに盗まれる。任務に当たったイーサン・ハントとそのチームは何とかこれを回収。だがそこでチームメンバーが捕らえられるという不測の事態が発生する。仲間の救出には成功したイーサンだが、プルトニウムを敵に奪われてしまう…


シリーズ最新作、観てきました。
予想以上に面白かった!特にアクションが凄まじいことになっていて、アクション好きの自分にとってはシリーズ最高傑作です!!


イーサン・ハントは今作も頑張ります!
そして、女性に優しい。良い男です。

ベンジーが前作までは裏方だったのが、今作ではエージェントらしく頑張っているシーンが多かった。

ルーサーは前作よりは出番が増えました。
1作目からイーサンと一緒に戦ってきたルーサーがイーサンについて語るシーンは良かった。

イルサが前作以上に良いキャラでした。
前作よりも美人になったような気もします。

ジェレミー・レナーが演じるブラントが全く出ないのは残念でした…。
まぁ、「アベンジャーズ」の撮影があったから仕方ない。(「アベンジャーズ4」での活躍楽しみです!笑)

その代わりに新キャラのウォーカーが出てきます。演じるのはヘンリー・カヴィル。
まさかのスーパーマンが参戦です(笑)
髭も似合ってたと思います。


ストーリーは少し複雑なうえに147分と長い。ホワイト・ウィドウの辺りは削ってもよかったのでは…とも思いました。
ただ、ストーリー展開にもシリーズの集大成らしい展開もあったのは良かったです。


最初にも書いたように、アクションは凄まじい!!
全てのアクションシーンがレベルが高く、シリーズ最高でした!

序盤からから見せてくれるヘイロージャンプ。
高度7620メートルから落下します。雲の上からです!
本来は兵士が特殊任務の際に行うものを、トム・クルーズは100回以上も行ったそうです。
ぶっちゃけ、ストーリー的には何故ヘイロージャンプする必要があるんだ??と感じてしまいましたが、飛び降りた後はそんな疑問も忘れるぐらいハラハラでした!

その後はトイレでの肉弾戦。
この肉弾戦も凄まじい!
トム・クルーズもヘンリー・カヴィルも凄かったですが、この2人を相手に戦う敵の方がもっと凄かった。
トムとヘンリーでの2対1の戦いなのに苦戦してましたからね。

今作でもバイクチェイスとカーチェイスをトム・クルーズが自ら運転して撮影してます!
しかも、今作はパリ市内なので交通量は多いし、道も複雑に入り組んでいるうえでの凄まじいスピード感。
シリーズ最高のカーアクションでした!

中盤でのイーサンの追走劇シーン。
走っているだけなのに、このアクションも凄かった!
シリーズの中でも1番全力疾走していたトム・クルーズ。
そして、屋上から屋上へと飛ぶシーンで骨折してしまったんですよね…。
しかし、その骨折しているシーンを実際に使ってます!明らかにあのシーンだけ痛そうです…。骨折しながらも登りきったトム・クルーズ凄いです。

終盤は今作の見せ場と言えるヘリコプターシーン。
正直、公開前は前々作のビル登りや前作の飛行船にしがみついたまま飛ぶのに比べたら劣りそうなんて思ってましたが、全くそんなことなかった!充分凄かった!!
トム・クルーズごめんなさい(笑)

まず、ヘリコプターに乗り込むまででもハラハラしっぱなし!
飛行している状態でロープを登ったかと思ったら、ロープ下の荷物まで落下。さらに、機体にぶら下がったりとハラハラよりもヒヤヒヤでした。

そして、ヘリコプター操縦シーン!
他のアクション映画のヘリコプターシーンと違って、本当にヘリコプターに乗って操縦してるのが必要以上に伝わってきます!良い意味で。

その後のアクションもヘリコプターゴロゴロしたり落下する中での対決も凄い。
さらに、2作目以来の崖登りシーンも入れてくれる点も最高!


これらの凄まじいアクションを56歳のトム・クルーズがやり遂げたのは本当に凄いです!!アクション好きにはたまりません!
ただ、体張りすぎ、命がけのシーンもあり怪我が骨折だけである意味良かったなあと思う所も…。
今後も無茶しすぎずにアクション映画を作ってほしいです。

この凄まじいアクションをもう1度映画館に行って観たいと思います。
NAOYA

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