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地獄花
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地獄花の作品紹介

地獄花のあらすじ

兄を探しにソウルに出てきた青年が、米軍物資の窃盗団を率いる親分になっていた兄と再会。米兵相手の娼婦らとも親しくなっていく。農村と米軍基地村、聖と穢れ、兄と弟等の対比を活かしながら、朝鮮戦争後の社会を描き出す。

地獄花の監督

シン・サンオク

地獄花の出演者

チェ・ウニ

カン・ソニ

原題
THE FLOWER IN HELL
製作年
1958年
製作国
韓国
上映時間
86分

『地獄花』に投稿された感想・評価

んー。
尊敬はする。やっぱり韓国が凄い、朝鮮戦争が終わった直後に全く金が無くてももうこんなにしっかりした映画を製作したなんて。映画を大切にする文化だよね、色々問題点があっても(例えば80年代までの映画保存の無さ)。もちろん北朝鮮に誘拐された申相玉監督の人生も誰よりも映画っぽいし。でも今まで観た申相玉作品はスタイル的にあまり好みじゃない、内容が興味深いのに。なぜかよく解らない。見た目が良いけど塩が少ない食べ物のようだ。

これもそうだ。50年代にハリウッドに考えられなかった娼婦たちの話を語る、激しい、リアル、涙と血、でも結局あまり感じられなかった。同い年だった内容も似ている今村昌平の作品のほうが好きだ。
終戦後の韓国で、真面目な弟が都会で悪い事してる兄貴を訪ねてくるも兄貴の女を寝とっちゃうというどうしようもないお話。殴り合いの場面がどれも迫力にかけるが、背中を殴られたやつが地面につっ伏す速度が速すぎて、なんて有能な端役なんだ、と関心してしまった。

後半は列車強盗映画となり「なんて映画的な場面を撮ってくれるんだ」と感動してたが、だいぶ中途半端な出来でした。
ラストの泥沼での愛憎入り交じる殺し合いは韓国らしぃとしか言えない。
sarahA
3.3
女は生きるために身体を米兵に売り、男は米軍基地から物資を盗んで売る、そんな貧しい時代の話。

同じ娼婦でも内縁の夫の弟を誘惑するソーニャと、田舎で静かに普通の暮らしをすることを望むジュリーの差はどこから来るんだろう。
この映画の翌年に監督と結婚したチェ・ウニ が悪女ソーニャを演じている。

蒸気機関車のシーンが大迫力。

ラストシーンが沼地で破傷風が心配になる。
この時代の映画は最後唐突な展開で終わるが、これも兄とソーニャが死んだ後、弟はそれまで全く関心のなかったジュリーを連れて母の待つ田舎へと旅立つ。

する・・・。

【作品メモ】
▶ 物質的な貧困が社会問題や倫理問題に影響を与える点を示唆した作品で、韓国戦争後の社会を描き、時代
の風潮、男女や家族の関係などを新しい倫理観から描写したメロドラマ。
▶ 製作費が不足していたため、ソウルの風景の場面をドキュメンタリー式に撮影し、映画に登場するアメリ
カ軍のパーティーの場面は実際のパーティーを隠し撮りした。
▶ 映画はソニャのファム・ファタール的な面に魅せられながらも、その強さに不安を感じ、彼女を処罰する
という結果で、当時女性の社会進出や変わりつつある女性像などについての二重的態度を表している。
▶ 本作に主演したチェ・ウニは、シン・サンオク監督作品に多数出演し、後にシン・サンオク監督と結婚する。
▶ 当時、韓国を代表した女優のチェ・ウニは今まで演じてきた純情派女役とは正反対の悪女を演じ、破格的
な変身を図る。今までなかった露出、悪女という強いキャラクターなどが論議されたが、本人は今までと
は異なる役で満足したといわれる。
https://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?number=5724

韓国に映画産業が根付く1950〜60年代に生まれた不朽の名作4本を紹介する特集上映会が4月10日から4回にわたって、韓国文化院(東京都新宿区)のハンマダンホールで開催される。

 特集作品は、「誤発弾」(61年、ユ・ヒョンモク監督、4月10日上映)▽「5人の海兵隊員」(同、キム・ギドク監督、同24日上映)▽「地獄花」(58年、シン・サンオク監督、5月18日上映」▽「漂流島」(60年、クォン・ヨンスン監督、同29日上映)。4本が製作されたのは、朝鮮戦争後、韓国が経済発展を最優先の課題としていた時期にあたり、従来韓国社会を支配してきた儒教的道徳の衰退、女性の社会進出、ライフスタイルの西欧化-など国民の価値観に大きな変化が生まれた。

 今回上映する4本の作風にも影響は及んだ。例えば「漂流島」の女性主人公で、喫茶店経営者のヒョンヒ(ムン・ジョンスク)。婚姻関係のない男との間に娘をもうけたり、友人の夫で新聞社の論説委員と不倫関係に陥るなど、経済的に自立した女性の孤独で奔放な生き方が描かれている。

 「『漂流島』にはキスシーンやベッドシーンなど当時としては破格の演出も盛り込まれた」と同院広報の趙恩京(ジョ・ウンギョン)さん。多彩な作品が次々と世に送られるようになった現代韓国映画の原点となった秀作4作を楽しんでほしいと期待する。