以前、明石家さんまがテレビでこの映画のことをポップコーンを食べて見るのにピッタリな映画と言ったのを見たことがある。私も同じ意見だ。
ポップコーンムービーと言うと軽い映画と思われそうだが、エンターテイメントに特化した素晴らしい映画であった。
映像が綺麗なのはもちろんのこと、飽きさせないテンポと単純すぎず複雑すぎないストーリーが良く、適度に笑いを交え刺激的すぎないところが老若男女にウケ大ヒットした要因だと思われる。そこに流行りのバンドの曲が乗っかれば相乗効果だろう。
最初はバッドエンドにするつもりだったそうだが、ハッピーエンドに改変して締めくくっている。このポップコーンムービーにはそちらの方が似合っていると思う。
映画通を自称する人達には浅い映画と見られるかもしれないが、普段映画を見ない人、穿った見方をしない人にオススメの映画である。
