いかえもん

何者のいかえもんのレビュー・感想・評価

何者(2016年製作の映画)
3.3
就活に奮闘する大学生のお話。

なんか最近ってめんどくさいんだなぁって思った。本アカとか裏アカとかややこしくて、おばちゃんには無理やわ。
SNSで続いてるのってほんとこのフィルマだけ。

しかしね、思うんですよ。人間っていうのは表の顔と裏の顔が多少なりともあると思うし(自分にはないと思っていても人から見たらある場合もある)、人を妬んだり羨んだり蔑んだりすることも多少は絶対あるんですよ。それを心の中で思うことは私は悪いことだとは思わないんですよね。そういう自分をだめな奴だって思う必要もないって思うし。そんな汚いとこもそらあるやろと。ただね、それをネットでもリアルでも相手に向かって吐き出す、これはやめたほうがいい。なんでかって、それは争いごとを招くからです。誰かにこの気持ちを分かってほしいと思うなら、本当に価値観の合う心許せる友達を見つけて、その友達に話をするのはありだと思います。なぜって、そういう時はただ自分の意見に共感してほしいから、わかるよー!って言ってくれるであろう友達に話すことで心のもやもやがスッ…て消えると思う。それもまあ、たまにはこの子には言うんじゃなかった…と失敗して余計へこむこともあるだろうけど、それで相手を知っていくってもんでしょう。というようなアドバイスをこの主人公に送りたくなるような映画でした。