Aya

パラドクスのAyaのレビュー・感想・評価

パラドクス(2014年製作の映画)
3.2
このジャケットのおねえちゃん誰やねん。

メキシコ系チンピラの兄弟はある日刑事に自宅に踏み込まれ、なんとか逃げようとするが階段で足を撃たれてご用。
しかし階段から出口へ向かう扉が開かず、階段は上にも下にも永遠に続いている・・・。

新しいパパを迎えた兄と妹の4人家族。妹はアレルギー持ちで喘息の持病があるので吸引機は欠かせない。みんなで旅行に行くことになり6時間のロングドライブに出るが、行けども行けども同じ道が延々に続いている・・・。

この2つがシークエンスに分かれて物語られます。
タイトルの通りパラドックス空間に入ってしまった人はどうなるのか?という話。

手数はほんとそれだけで。
やってることは少ないのに長尺持たせるのはなかなかのもの。
あの閉じ込められ空間での生活がリアル、だからなんだと思う。

なんの接点もなさそうなこの2つのエピソードがラストにつながるとこは超混乱をきたしますw
ということはアレがアイツでアイツがアレで・・・という感じに。

多分このオチがドヤッ!と言いたいところかもしれんが、無駄に混乱するだけで納得した後も、んーだから?と言わざるを得ない。

2016「未体験ゾーンの映画たち」上映、新作
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