是枝監督の作品は父が欠けてたり、母がある意味強かったりするのが多い気がする。
この作品もそうだった。
そしてイビツな家族の形。
なのに、ふんわりと爽やかな風がずっと吹いている様な感覚になる。
憎しみが渦巻いてても、ユーモアが混じってまさにほろ苦く、
最後には愛で丸くまとめるし、
いつもホッコリする。
嗚呼、このままこうやって生きてこうかなぁ。
て思える作品だった。
演技が誰もが素晴らしくて、阿部寛のクタビレ感が凄かった~。
演技もいいし、映像もいいし、何より台詞が良かった○
それと、染みの様に広がる感覚が楽しかった◎