このレビューはネタバレを含みます
非常に良かった。
全編通して物悲しいメロディが流れ、作品自体のテーマを刷り込ませてくれる。
弱いところを受け入たり、拒絶されたりしながら、前いたところには戻れず、新しい場所に進んでいる。
楽観的とも悲観的とも言えないメッセージがとても良い塩梅だった。
キャストの説得力が素晴らしい。
弱いからこそ他人に寛容であれる、ということはもはや強いということなのでは無いかとすら感じた。
日々過ごす中では何ができるか強みをアピールすることはあっても、中々自分の弱さと向き合う機会は少ない。
弱さをさらけ出せること、受け入れ受け入れられるということは、とても有難いことなんだと思った。