けんさんの映画レビュー・感想・評価

けん

けん

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

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マクドナルドの創始者が徹底的に悪役として描かれていた。実話に基づく映画の主人公をここまで嫌なキャラクターとして描写できるのって凄いと思う。
ただ個人的に、私生活から仕事の主義までレイには毛ほども魅力を
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

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軽快なドラムとオケのチグハグな感じが日常と妄想のギャップを演出していてよかった

扉が印象的だった。扉を開けて外に出るとそこには立ち向かうべき日常があり、劇場の扉から閉め出されたら裸で何も自分を守るも
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アルゴ(2012年製作の映画)

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ハラハラドキドキの展開だった。
偽映画のクルーに扮してイランを脱出するとか設定だけでワクワクする。

少し気になったのは、バザールに行ったことが作戦上必要だったのかが分からないことと、大使館に取り残さ
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

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シーンの一つ一つが綺麗で絵になっていた。

無粋な現実では何かとうまくいかないのに対して、夢の中では偉人と語らって生き生きとしている姿が印象的だった。

パリでの新しい生活が始まる予兆が見えて、しっと
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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救いの話で、とても良かった。
カヲルくんのセリフが旧劇との連続性を匂わせるけど、今作の方がよりやさしい世界だったように思う。

自分のやりたいようにやれば良いと空っぽの自分を肯定された綾波、閉ざしたま
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

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キャラクターが良かった。
主にカノウちゃん。

ただ、全体的に演技が仰々しくて悪い意味でコメディぽく感じた。

また登場人物が多く、脚本が拡散している印象を受けて、あまり響かなかった。メイン所の何人か
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

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セリフが良かった。

自分の感情を恋でも愛でもないと言い捨ててしまうやるせなさがしみじみとして良かった。

複雑な感情を複雑なまま描いており、変にわかりやすい答えを出さないところが良かった。

パプリカ(2006年製作の映画)

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今監督は日常と夢の境目を行き来するバランス感覚が絶妙だと思っていたけど、今作は悪い意味で大衆的な演出に振れていたように思う。

前作では登場人物が誰かを愛したり恨んだりする中で人間関係が浮き彫りになっ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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戦争を題材にしながらも軽快な演出のおかげで重苦しくならず観ることができた。

子供達に健やかに育って欲しいというメッセージに心温まる。

主人公のあどけなさと成長をひたすらに愛でる映画だった。
あとス
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

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脚本が秀逸。
ラストを観てから見返すとセリフの二面性がストーリー的に破綻なく表現されていて、美しさすら覚える。

特に警察から主人公を守ったように見えた序盤のシーンは、実は体を奪う前に揉め事を起こした
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

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サイコ展覧会という感じだった。

種明かしパートは軽快で面白かった。
セブンやファイトクラブ同様、モヤモヤするラストだった。

オープニングとエンディングで妻の表情が全く違って見えるのは面白かった。
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

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何度もみた映画だけど、みるたびに発見があって面白い。

過剰な説明はしないけど、輪郭の強い脚本と演出が気持ちいい。

冒頭とラストシーンの対比がアイロニックで素晴らしい。売れるための音楽を作るのはクソ
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

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通して悲しい緊張感が続いた。

悪人は一人もいないのだけど、みんな少しずつ弱さを持っていて、そこから歪みが大きくなり悲劇に繋がっていく。

ずっとday dreamだったミュージカルがラストシーンでは
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PERFECT BLUE パーフェクト ブルー(1998年製作の映画)

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堕ちるアイドルの描写が素晴らしい。
大きな力に翻弄されながら、いくつかのペルソナの間で揺れる様子が儚くて美しい。

虚構と現実の境界が分からなくなる演出が、キングオブコメディやJOKERを思わせた。
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

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邪道でのし上がっていく様が見ていて気持ちいい。

ペンの売り方のシーンをネットで見かけ、セールスの勉強になるかと思って観ようと思ったが、最後までヒャッハーな雰囲気で、顔面殴られたような感覚に陥った。
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ガタカ(1997年製作の映画)

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old but sophisticated, and also hopeful.

So moved to hear the last phrases of the scientist.

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

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雨降りだったので鑑賞。

色が綺麗な映画だった。
世界は緑で構成され、要所要所で生命力としての赤が視覚的に映えていた。

一見、一昔前に蔓延していた差別や偏見を否定しているようだが、現代もなお差別がな
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ナンシー(2018年製作の映画)

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どこまでホントでどこまで嘘なのか?と、全編通して緊張感があって良かった。

30年間子供部屋を綺麗に掃除して保存しているのは、狂気的で良かった。あまりに綺麗すぎるので、30年経ったというのは嘘なのかも
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最強のふたり(2011年製作の映画)

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自分では踏み出せない一歩を後押ししてくれる友達はいいなと思った。

障害の設定があれど、障害がメインテーマになっていないのがとても救われる。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

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自死ではなく、自分の中のバイオレンスを殺すことに成功したラスト。かと思いきや崩れゆくビルに、逃れられない暴力性を感じ、とてもアイロニックだ。

殴り合いはコミュニケーションだ、というテーマが一貫してい
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

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萎れる花、赤い星、銀河鉄道の夜のオマージュなど随所に散りばめられた死のメタファーが、最後の振り向いてはいけないよというセリフを際立たせている。
死者の世界を見てないで、前を向いて生きるんだよというメッ
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

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妄想癖おじさんの話。

どこまでが現実でどこからが妄想なのかはっきりとしない。
真に迫る演技で、自分から見えている世界も自分にとって都合の良いように再編された妄想の産物なのかもと思わせられた。

キン
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

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jokerを観た後に鑑賞。
ロバートデニーロしびれる格好良さだった。

お前は何もするなと言われ、居ようが居まいが関係ない存在。そこから脱却したいが、どう脱却したいか分からない。

存在証明のために大
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ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

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モフモフを堪能した。
the bare necessitiesを歌うクマが可愛かった。

ジョーカー(2019年製作の映画)

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勤め先、部屋、病院から出ていくとき、解放されたjokerの進む世界は光に満ちていて、とても美しい。
階段のダンスのシーンは特にそれが際立っていた。

jokerの言動には何の正当性もないにもかかわらず
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よこがお(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

面白かった。
今回も良い〜話だった。

みな誰かの横顔を見ている。
誰が悪いわけでもなしに、互いを憎んでしまうストーリーが素晴らしい。

とは言え、前作淵に立つのインパクトと比べると物足りなさを覚える
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アス(2019年製作の映画)

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"it's us."

面白かった。

序盤、正直置いていかれるシーンが多くストレスフルだったが、前作の緻密な脚本を知っているので我慢して見てみた。

ラストシーンを知ってからだと、それまでのシーンの
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

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最高だった。
オタク心のくすぐり方が神懸かっていた。

王道のストーリーに、めちゃめちゃ濃く散りばめられた小ネタの数々。
冒頭で心を掴まれ、ワクワクさせられっぱなしだった。

メカゴジラが出てきたあた
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星守る犬(2011年製作の映画)

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絵と音が綺麗だった。

あんぱんの袋をガサガサする音、タバコの箱を開けようとする音。
気まずい時に音に耳がいった。

回想シーンは拷問かと思った。

死はただただ死であるからこそ、良くも悪くもなく、遺
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

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すごく良かった。

犬への愛が伝わってきて、良い意味でしんどかった。

愛することが使命だって言わせるのは、ずるいなぁ。

エンドクレジットも良かった。

美女と野獣(2017年製作の映画)

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映像と音楽が良かった。

村の図書室と城の書架の対比が良かった。

エマワトソンが美しかった。

beauty and the beastのシーンはグッと来た。広いホールで2人で踊る絵が凄く綺麗だった
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

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家族の関係性と構図の見せ方が綺麗だった。
ドウェインが落ち込んでるの遠くから見つめるだけの家族とか。

家族がいないと車が動かせず、バイクで40km走るお父さんが印象的だった。商談も失敗するし。

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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

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面白かった!
オチも良かった。

一瞬映ったロジャーラビットにクスッとなった。

エンドロールが可愛かった

ライオン・キング(2019年製作の映画)

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映像が最高に良かった。どの場面を切り取ってもそれだけで絵になる。映像の作り込みが半端ではなく、画面から土、砂、草、水、肉などのニオイすら感じられた。

音楽も良かった。アレンジもそこまでうるさくなかっ
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

目を背けたくなるようなシーンが最後まで続き、どっと疲れた。

死体処理が同じ手順で繰り返され、エグい場面を見るのに慣れてしまった自分に気付く。異常が普通に変わっていくのを感じさせるギミックが面白かった
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ミスト(2007年製作の映画)

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天災に直面すると、それまで日常の中でくすぶっていた根本的な問題が表面化する。他者に対する差別、無理解など。

ミストの中の怪物はそれを露わにする装置として機能していた。

また根拠の無い情報に扇動され
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