第二次世界大戦中のダンケルク戦線の実話映画。
英仏連合は、そこに迫る独軍から逃げるため、生きる為に、撤退を余儀なくされる。
陸空海、それぞれの描写を目紛しく変化させ、撤退劇に凄まじい緊張感を持たせたのは、さすがクリストファーノーラン監督。
侵攻だけが、戦争ではない。生きる為に、そして現社会だからこそ、戦争とは何かをもう一度考えさせてくれる作品。
2018.3.4(追)
第90回アカデミー賞は、この撤退作戦を支持した英大統領ウィストンチャーチルの映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」もノミネートされている。是非、両作品に受賞してほしい。そして、併せて鑑賞して頂きたい。