つばさみのるたさんの映画レビュー・感想・評価

つばさみのるた

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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

ダニーボイル感が良く出ていた作品。

ビートルズがこの世になかったら、おそらく劇に出てきたありとあらゆる事・物も変わってる。それだけ日常、世界に染み付いている。素敵だ。

ヒメーシュパテル演じるジャッ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.1

音楽そのものが素晴らしい。クイーンを知らなくてもこれもあれも足を刻みたくなる。

メンバーのブライアン・メイとロジャー・テイラーが製作に関わっているみたいなので、かなり忠実。『ボヘミアン・ラプソディ』
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

黒人、女性という差別を受けながら、全面に夢を追い続けた、NASAの裏話。

差別に対抗しながら、頭脳で戦っていく姿は、引き込まれる。
もう少し長編でじっくり観たいと思わせてくれる。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

アガサクリスティーの名作をリメイク。

原作を触れる機会はなかったけれど、ストーリーは何故か知っている(名探偵コナンにオマージュした作品なかったかな?)。

名探偵エルキュール・ポアロの身のこなし、解
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.6

豪華キャストで送るコメディ。

かなりオーバーではあるけど、日本の政治を牽引していく人たちは、若き頃からこんな感じなのかなと。

カップルでも楽しめますね。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.9

前作で世界を救ったエグジーキングスマンの続編。
前作で死んだはずのハリーが生きていた⁉︎

前作同様、007を揶揄する(或いはリスペクトか)ような演出や、独自のアップテンポアクションは実物!

変わら
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

第二次世界大戦中のダンケルク戦線の実話映画。

英仏連合は、そこに迫る独軍から逃げるため、生きる為に、撤退を余儀なくされる。

陸空海、それぞれの描写を目紛しく変化させ、撤退劇に凄まじい緊張感を持たせ
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

世界のどこにも属さないスパイ集団"キングスマン"。それは、ロンドンの高級テーラーの中にあった。

コリンファース演じるハリーは、侵入捜査中に同僚を失ってしまう。その同僚の息子エグジーをキングスマンへリ
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

《基本ネタばらししちゃいますので未見の方は見ないでね。》

3部作の真ん中は大きく物語が転換を迎える衝撃なのは'帝国の逆襲'でも素晴らしかった。そんな前振りは一切ネタバレしないプロモーションでもしっか
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

謎の地球外物体が世界12箇所に突然舞い降りる。彼らが私達人間に伝えたいメッセージとは?

核、ミサイル、SNSで繰り広げられている世界の「隔たり」をこの地球外物体(生物)が伝えてくれる。
SF特有の派
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.8

SF映画のダークネスな世界観を描かせたら、右に出る物はいない、リドリースコット監督のこの映画は、私が生まれる5年も前に描かれたものとは思えない作品。

私のリスペクトするSF大好きの大先輩達が、高く評
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.2

人類移住計画は、120年間冷凍保存され、スペースシップで、惑星ホームステッドⅡに向かうはずだった。そんな中、残り90年(出発してから30年)のタイミングで冷凍ポッドから目覚めてしまった。はるか、彼方の>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

セッションに続き、デイミアン・チャゼル監督のラスト15分が再び…ラストが凄く良かった。

カップルが夢を追い続けるラブストーリーは良くあるが、女子ならずとも胸がキュンとするストーリーとジャズとダンスが
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.9

性別適合手術を初めて受けたリリー・エルベと、その生涯の全てを受け入れた妻ゲルダの実話。

エディ・レッドメインの名演がなんとも惹きつけられる。
今とは異なる時代背景で、彼女らは苦しみ、嘆き、戦った。こ
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.8

2009年1月NY発シアトル行きのUSエアウエイズ1549便の離陸直後にエンジントラブル。この実話の事故を監督クリントイーストウッド、ハドソン川への奇跡の着陸を成功させたサリー機長をトムハンクスが演じ>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.7

12年ぶりのゴジラ映画に、恥ずかしながら幼稚な気持ちで見始めた。

完全なる災害映画で、突然起こる自然災害と重ねてシミュレーションしてしまう。
台風、地震、津波、寒波、これらの要因は人間の豊かさであり
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疑惑のチャンピオン(2015年製作の映画)

3.8

伝説のレーサー、アームストロング。彼は誰のために、何のために勝つことを望んだのだろうか。

ガンを克服し、ガン撲滅のための支援活動をし、世界中のアスリートにリスペクトされたスーパースターのスキャンダル
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.2

人生の過渡期に差し掛かる40代の夫婦と、夢と希望に満ちながらもアイデンティティを確立できていない夫婦のやりとりが絶妙。これを29歳の自分が見れたことは、何かの縁。何れの気持ちもわかるし、将来同じ想いを>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.2

カトリック教会の大罪を、ボストン・グローブ紙のスポットライトチームが暴く。

カトリックの組織ぐるみの隠蔽が、全て闇に葬られてきた。それは誰も、なにもなかったかのように…

そんな記事を地方紙がスッパ
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X-ミッション(2015年製作の映画)

2.8

信仰心からのチャレンジ。CGを使わないアクションは必見。技術より度胸、というセリフがグッとくるものがあって、そういう人間ってやっぱり一つ上。
潜入捜査ものに関しては、だいぶ軽い感じだけど、アクションが
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

5.0

レイアがデススターの設計図を運びダースベイダーに追われるエピソードⅣにつながるスピンオフ作品。ジェダイ不在の反乱軍の人々の活躍を描くリアルな宇宙戦争映画。今までのスターウォーズとは、違った雰囲気。
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

4.0

自分ならどうするだろう?

何十年と住んだ、夫婦のホーム。そこはブルックリンの一等地。でも、階段のみの5階建てマンション。売り払ってエレベーターがついた綺麗なマンションに十分住める。でも、夫婦の思い出
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.8

冷戦時代のノンフィクション映画。

スパイ映画かと思いきや、スパイを弁護する人間の話。

途中から感情移入してしまった部分もあったが、駆け引きの中、交渉されるシーンはノンフィクションの醍醐味。

マー
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

小説「火星の人」の映画化。小説は読んでいないけれども、読みたくなる一作。

火星にひとりぼっちになった人間が、知識を精一杯振り絞って生きようとする姿は、もちろんSF映画なのだが、応援したくなる。

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しあわせへのまわり道(2014年製作の映画)

3.5

お互いを尊重し合うことで、もう一度自分を見直せる。そんなことを考えさせてくれる、温かい映画。

ニューヨークならでは異文化が、織り成す各々のストーリーは、3年前ニューヨークを初めて訪ねた感覚を思い出さ
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ブラックハット(2015年製作の映画)

3.0

サイバー攻撃による世界大戦は既に始まっているのかもしれない。現に、国政機関が攻撃を受けている。

今までも人間は、戦争をビジネスに結びつけてきた。しかし、そこに命の犠牲があってはならない。
やはり、命
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.7

詐欺はfocus(相手の視点)をそらすこと。ウィルスミスが素敵な詐欺師を演じている。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンやオーシャンズシリーズなど、ピン泥や窃盗団の作品見てきたが、むしろセクシーな2
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.0

ノンフィクションだというのだから俄か信じ難い。そんな気持ちにすらなる、ゼメキスのVFX技術は、ただ観ているだけではない、実際にワールドトレードセンターの110階にいる気持ちになる。

大道芸人フィリッ
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

2.7

漫画を読む機会がめっきり減り、漫画を知るために実写化を楽しみにしている最近。

巨人と人間?どういう関係?ウルトラマン?

なるほど。そういうこと。これは是非、原作も読んでみたい。時間がない(T .
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アントマン(2015年製作の映画)

3.8

どこか足りないんだけど、満足する強さ!
おそらく、その足りなさというのが、小さい巨人の魅力。

これまで、大きくて、ムキムキで、ハンサムなアメリカンヒーローはたくさんいたけど、

アントマンの入るアベ
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.8

コントロールできるはずだった恐竜が人間を超える。
人間と恐竜の間にコミュニケーションが生まれる。

前作までとは違った主観から作品だが、前回まで同様ドキドキハラハラ(・・;)

更に進化にした映像が、
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海街diary(2015年製作の映画)

3.5

湘南の雰囲気と人の温かさが感じられる作品。

随所に差し込む江ノ電や湘南の海、店が足を運びたくなる。
演技派女優が繰り広げる人間模様は、続きを見ていたい。

ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.9

ターミネーターは父が大好きな作品。昔VHSが切れるまで見てた記憶が、私もタイムワープした気分(Blu-rayに進化したけどねw)。

ジョンとサラ、そしてカイルの絡みが絶妙で頷きっぱなし作品。

I'
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

人の美しさは内面から出る。
ロバート・デ・ニーロ演じるベンが良い。

常に人の良さを見、リスペクトする心を持ち続けたいと思わせる作品。

私も自分を10秒で語れるよう、まとめてみようと思う。

セッション(2014年製作の映画)

4.2

天才と天才は相いれない。

それはどんな業界でもそう。

でも、天才と天才がシンクロしたとき伝説は生まれる。

カーネギーホールはたくさんの伝説生んできたし、これからも生まれる。

シンクロ、それこそ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.9

ぶっ壊して!爆破!ぶっ壊す!
ストーリーはなかなか入ってこなかったけど、とにかくぶっ壊して逃げろ!というのがずーっと続いて、これはこれで好きかな?

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