rito

ぼくは明日、昨日のきみとデートするのritoのレビュー・感想・評価

4.0
電車の中で愛美に一目惚れしてしまった美大生の高寿。勇気を出して声をかけると彼女は泣いていた。。

原作は読んでいません。原作を読んでから映画を見た友達が、原作も良かったけど映画もすごく良かったよ!と言っていたので気になる映画でした。
まず私、タイトルの意味が分からなくて映画見ても分からなかったらどうしようと心配でしたが大丈夫でした。w (でも理解するまで時間がかかったアホな私...泣) ストーリーを知っている方は、冒頭からぐっとくるのではないでしょうか。最近の壁ドン胸キュン恋愛邦画にはないような設定でしたので、新鮮な気持ちで見れました。

始めはハテナな部分も意味が段々分かってくると、ぶわっと切なさに襲われます。特に最後の15分が珠玉。同じ出来事をリピートしているだけなのに、視点が違うとこんなにも世界が変わって見えるのか...そういうことだったのか...と鼻がつんとしました。
そして、ラストが冒頭に繋がるところも素敵。

主題歌がバックナンバーのハッピーエンドなのですが、これもまた泣ける。;;
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