主人公の男の子が謎めいた年上の女の子に恋をして、気を引くためにバンドを始める。
寄せ集めの少年たちが自分の気の向くままに初めて演奏するデュラン・デュランの「Rio」は、キーボードもギターもベースもドラムも無駄にコピー能力高い。特にベースなんて原曲知ってたらビビるレベル。
しかし全体で聴いたらリズムちっとも合ってなくてバラッバラだしヴォーカル最悪だし、声出して爆笑した。
でも彼らが音楽と共にどんどん成長して、感動的なクライマックスを迎える。期待値が小さかった分だけ感動の反動が大きかった。
これは名作。ダブリン系作品は音楽にハズレがない。
特に80年90年の洋楽を聴きながら育った世代には宝物のような作品。何度でも見たくなる。