このレビューはネタバレを含みます
尊厳死がテーマ。
1日1日を大切にして人に優しく愛を持って楽しく生きることを教えてくれる物語。
悲しいってもんじゃない辛くて泣ける
重いテーマ。
安楽死が良いのか悪いのか。
生死と向き合うという答えのない問題で奥が深い物語。
夫婦愛、親子愛、兄弟愛、友情
全てを感じる。
そして人と人の繋がりは大切だなと。
甥っ子?がよい旅行をって言うところ泣けた。
旅行と永遠の旅が重なって…
男の子がどこか悲しそうに言うから涙が…
分かっている死と向き合うのってとても大変なことだ。
36歳にして(36歳だからなのか?)自ら安楽死を選ぶという決断は
周りへの迷惑をかけたくないと言う気持ちと男のプライド…相当の覚悟だろう。
見ていて辛かった。
でも立派な決断だと思う。
だけど、まわりの人はどんな形でもいいからギリギリまで生きていたいと願ってしまう…これはワガママなのか
お母さんの車でみんなでギューギュー詰めに乗ってるシーン
ハンネスの膝の上にキキ…最愛の旦那が死にに行くのに一緒について行く…どれだけ辛いことか。表しきれないだろう。
本当の安楽死実行日、前日
裸で抱き合ってる二人…
お互いの温もりを感じるように、忘れぬように…
こんなにやらしくない裸の触れ合いは初めてみた!
泣けた。
安楽死のベッドのシーンは辛すぎて
号泣どころじゃない。
大号泣。
キキは辛いにも関わらず一番苦しいハンネスに辛い表情を見せないようにと涙を拭って笑顔で最後にハンネスと話していたから更に泣けた。
キキの言葉【先に寝てて】
優しさと愛を感じる言葉だ…
こんな奥さんになりたい。
エンディングの歌詞も良かった!
自立することで強くなれるとか
苦しい時こそ優しく