君がくれたグッドライフの作品情報・感想・評価

「君がくれたグッドライフ」に投稿された感想・評価

skichi

skichiの感想・評価

3.7
最後はそうなることを
完全に分かりながら見るわけで、
それは悲しい、苦しい道程なわけです。

主人公と妻がこの決断をするまでには
ものすごい葛藤があったんだろうと
想像できるんだけど、
主人公のぶれない強さが印象的。
でも
「死ぬんだぞ、怖いに決まってる」
とさらけ出すシーンは辛い。

そして母の強さ。
一番愛している人で、
一番苦しいのではないかと思うんだけど
一番の理解者なのかもしれないと思いました。

僕の人生は長くはなかったけど充実していた

そんなふうに言いたいな、と思いますね。
もし、パートナーが余命わずかと言われ安楽死を求めて来ても、私は素直に受け入れられるかな?
そう、思いながら観てたら、涙が止まらなかった
エンディングの曲も、凄く心に響いて良かった!
Tiara

Tiaraの感想・評価

4.0
彼の最後の我儘を
惜しみながらも尊重し見守る
彼を愛する人々
旅の最中の本気の課題も
何故か為すがまま
優しく明るくしみじみする
きゃん

きゃんの感想・評価

3.7
ALSを発症し、法的に尊厳死が許されているベルギーへの人生最期の自転車旅行へ向かう男と仲間たちの姿を描いた作品。自分が満足できる最期の生き方について考えさせられた。

持ち回りで行き先を決めて、自転車で1年に1度の旅行に繰り出している6人の男女。ハンネスとキキの夫婦が今年の旅行先を決める当番だが、2人はベルギーを選ぶ。ベルギーと聞いて名物のチョコレートくらいしか頭に浮かばない仲間たちだが、ハンネスはALSを宣告されており、尊厳死が認められているベルギーに行って人生を終わらせようとしていたのだ。それを知ってベルギーを目指し、例年と変わらない楽しい旅を続ける・・・

尊厳死という重いテーマだけど、ハンネス夫妻と仲間たちの自転車の旅は笑いが絶えなくてとても楽しそうだった。ただ自転車をこいで目的地を目指すだけでなく、仲間にお題を出す課題ゲームをしながら進んで行ったりとユーモアがあって素敵だった。旅の途中でハンネスの旅の本当の目的を聞かされた仲間たち。突然のことに怒りと悲しみでハンネスを責めたりしたりと葛藤しながらも、彼の決断を尊重し、彼を温かく支えようとする仲間たちの絆に感動させられた。ハンネスは良い仲間に囲まれているなと。最期の瞬間まで一緒にいたいと思える仲間がいるって幸せだなと思った。

尊厳死については色々と考えさせられた。病気で苦しみたくない、周りに迷惑を掛けたくないから体が弱る前に死を選ぶ。その決断は簡単にできるものではないだろうし、死への怖さは想像を絶するものだろう。それなのにハンネスは自分の決断にぶれない強さを持っていた。周りの人も辛い。妻のキキが愛する人が尊厳死を選んだことに割り切れなく寂しさを抱え葛藤している様子は心苦しかった。自分のことはその本人の決断を尊重するのが一番だけど、自分の思いを通すことだけが幸せな人生の最期を生きることなのだろうかと考えさせられた。自分だったらどんなに看病が辛くても愛する人とはできるだけ長く一緒にいたいと思ってしまう。
zak

zakの感想・評価

4.0
年に1回自転車で旅に出る男女6人の仲間。
行き先は持ち回りで、今回はベルギーに決まったが…

やっぱり自転車で巡るヨーロッパの風景良いな〜ってロードムービー的な楽しみ方してたら、実際はそういう映画じゃなかったです。
いや逆にそういう楽しみ方もしなきゃいけないような側面もあるんですけどね。

実は主人公のハンネスはALSを発症してしまい、そのため尊厳死が認められているベルギーを目指すことになったという経緯が明らかになり…

そこからは仲間同士で楽しむ姿が逆に切なさ溢れていたんですけど、でも何かスゴく良かったです!

この映画はALSという病気についてだったり、尊厳死はアリか、なしかというような話ではなくて、素晴らしい仲間や家族の大切さを再認識させてくれるような映画だと個人的には感じましたね。
観終わった後には、そういう人たちを大切にしようと思うこと間違いなしです!

うん、でもまあ、やっぱり自転車のああいう旅は景色も素晴らしいし、普通に楽しそうで羨ましかったですよ。(笑)
asa

asaの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

こういう作品を観ていて
いつも感じるのは
いったい何が正しいんだ。
ということ。

自分を愛してくれる人たちの
存在は何よりの幸せでもあり
決断を鈍らせる苦しみでもある。

流れる時間を同じ速度で
同じ気持ちで生きていけることは
幸せでしかなかったんだと
気付いても 奪われていく体。

失うこれまでの自分の生き方。
仲間たちと同じ居場所。

いつか 近い未来に存在でしか
なくなる自分自身。
置いていくのは自分か仲間か、

1番辛いのはそれを自分で
決断しなくてはいけないこと。

尊厳死を扱う作品はいくつか
鑑賞しましたが、その選択をした
人にとってはきっとそれが正解。

この作品は宣告から発症までの
葛藤などは一切描かれておらず
既に受け入れて死に向かっている
主人公の心のまま進んでいくので
絶望を感じるシーンもなく
さらっと観れてしまう。

最後のママの「またね」と
妻の「先に寝ててね」の言葉。
その一言を伝えるまでに
どれだけの苦しみを抱えた
日々を乗り越えてどれだけの
痛みを押し殺したのか。
優しく見守る友人、直視出来ず
背けている友人の姿もまた
主人公への愛で溢れていた。

眠るように息を引き取る主人公で
切り替わる1年後の家族と仲間たち。

主人公が嫌ったクサいスピーチの言葉
「今も自分たちの中で一緒に生きている」
ように 彼と過ごした日々と共に
生きていくんだろうな
と感じさせる爽やかなラストでした。
30代の主人公と妻、そして仲間らでベルギーまでの自転車旅行。

恒例の行事であり、皆楽しんでいるが、主人公の様子がおかしいことは視聴者にはすぐ分かる。

主人公の実家に立ち寄った際に分かる事実。受け入れがたい告白。

そして、エンディングに向けて彼等の自転車旅は続く。

ドイツの美しい風景と、静かなラストが涙を誘う。
みんと

みんとの感想・評価

3.2
尊厳死という重いテーマなのに何故かそこまで響かなかった。

人間の死に様は生き様に他ならず、それぞれの価値観があって然り!
自分だったらどうだろう…

家族にも仲間にも受け入れられたハンネスの選択はそれはそれで間違いではなかったのかな?

ただ妻の立場で観ると、決してキキの様にカッコイイパートナーではいられない気がする。

自転車旅ならではの風景は何処も美しく見応えがあった。
ザン

ザンの感想・評価

3.3
病人とともに自転車のロードトラベルに出かけても、悪ふざけや各自のセックスライフは追い求めるドイツ流。でも泥まみれシーンはたいへん痛々しかった。
ワカメ

ワカメの感想・評価

4.1
名作に出会ってしまった…

ALS患者が安楽死を選択しそこに至るまでの 深い友情と愛 の物語

みんな辛いのに頑張っていた、戦いから逃げる訳では無い 生きたい気持ちと動けなくなった時の事の気持ちの葛藤 …考えると心が裂けそうになる(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)

とにかく まだ見てない人は見て欲しい!!
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